あかまつ天板プロジェクト、打ち合わせ!😊
子どもたちに「『木』そのものに触れる機会を、学びの生活空間で経験してほしい」思いで企画が発足。
学校との協議の中で、強度、耐久性、コストなど様々な課題と宿題が出されました。

強度や耐久性を出すには、ウレタンなどで固める方法もある。
そのような加工は、質感が失われ「木」の性質は感じられにくくなる。

この企画の趣旨は、子どもたちが「木」の体験を積むこと。
ミーティングで、メンバーはこのことを何度も確認。
この命題が失われるような内容にはしたくない。

木の強さ弱さも、その性質が感じられるものに。
節のない木はない、節も入れたものに。
木の色が生かされる塗料でしっかりとしたものに。

これまでのこの里山木材活用プロジェクトの中で培ったノウハウや知恵を詰め込んだ企画に。
実は「アカマツ」は、ヒノキよりも密度が高く、強度の指標となるヤング係数もあまり変わりない強い木。
そして安曇野の里山を代表する「木」でもある赤松。

東山は多くの被害を受けて、アカマツはそのほとんどが枯れた。
西山も徐々に枯れ始めている。

「松枯れ」は入口であっても出口にしてはいけない。
その選択の一つとしての位置づけとして。