木は時として、とても危険なものになる。
倒木、落葉や落枝、流木はさまざまを引き起こす。
しかし、燃料、家、食器、本、家具、安らぎ、、、
など数えると切りがないほど、私たちの暮らしを支えるエネルギーから住居、文化や英知に至るまでその存在がなかったことがない。
こんなにさまざまなものに変化する素材は他にあるだろうか。
これも素材ではなくもともとは“生き物”
明科潮沢の旧国鉄篠ノ井線廃線敷の隣にある80年近くのケヤキの枯木。
30m近くの高さがあり、枝が落ち危険な状態。
当たるとただでは済まない大きな枝。
今回、元で60cm以上の大径木を伐採することに。
人が木に登りロープで釣りながら伐る特殊な伐採。
技術のいる職人技。
木との向き合い方は実にさまざまだ。
「危険」を「恵み」へ。
「煩わしさ」を「ありがたさ」に。
このケヤキの命は、安曇野の里山の恵みとして。
役目を終えた葉は、早くも地面を彩り始めている。
廃線敷では、牛や馬、羊などの放牧はしないこと鉄道時代の看板、現在もひっそりと佇んでいます。




