今日は、堀金小学校5年生の総合学習で、森林についての授業をしました!
「水」の学習で、拾ケ堰・わさび田湧水を、「生き物」の学習で、オオルリシジミやクララ・天蚕(やまこ)をそれぞれ学習してきました。
「森ってどんなところ~?」
「木がたくさん生えているところ。」
「虫とかクマとか動物がいるところ。」
「森って、大切なのかな~?」
「大切ー!(皆で声をそろえて。)」
「どうして、大切なの?」
「ん―・・・。」
「森がないと生きていけない」
「ほんとに!?」
「・・・」
「森」がほんとに私たちの暮らしに欠かせないものなのか、今日は一緒に考えよう
堀金小学校(かつては尋常小学校)は、堀金中学校とともに旧学校制度の明治38年に烏川村から100町歩(約100ha)の山林を譲り受け、学校林として児童生徒・教諭・PTAがともに森林づくりに取り組んできた森林学習にとても力を入れてきた学校。
当時の山林100町歩は、現在にするととてつもない財産です。
そんな財産を子どもたちへ譲り、教育の場として位置付けた先人たちの思いが詰まっています。
昭和40年くらいまで、児童生徒が中心となり、カラマツを中心とした10万本以上の苗木を植えてきました。
今も中学校で、学有林の間伐体験や下刈りなど、森を育てる活動を実施しています。
安曇野市随一の木材生産が行われている烏川水系の山麓に位置する堀金小学校。
常念岳が雄大な姿を見せる舎窓で学ぶ子どもたち。
3学期の探求学習で森林について、さらに理解が深まるのが楽しみ