里山木材活用プロジェクト、構造見学会を開催!
場所は松本市岡田、宿泊施設『里山ドアーズ』さまの建物。
手がけるのは、プロジェクトメンバーの丸澤氏、宮坂氏。今回、丸澤氏にご案内いただきました。
柱は、木曽のヒノキ
梁桁は、安曇野産材を含むカラマツ
大梁は、集成材のカラマツ
間柱は、松本産のアカマツ
外壁は、松本産のアカマツ
合板以外は、ほとんどが県産材の信州産材の建物。
完成前の構造見学会は、「木」の圧倒的なボリューム感を感じられます
建物のほとんどが「木」だけの状態は今だけ。
完成すると構造部分はほとんどが隠れてしまうので、今しか見られません!!!
そして、建物中央に鎮座する大きな大きな「ケヤキ」。
このケヤキは塩尻からやってきたのだ。
建築士肝入りの、この大ケヤキは、なんと床下から天井まで。
このケヤキはこれから、子どもたちが遊べる空間を作り出すプレーヤー。
ケヤキの木肌に、いろいろな生き物が住み着いていた痕跡を発見!
みんなで観察をしながら、さまざまに分析、奥が深いケヤキです。
池のほとりの松本平が一望できる立地。
この建物に関わる多くの方々の込められた思いが感じられた見学会でした。
それと同時に、「木」を使う難しさ、それを可能にする「チカラ」「仕組み」。
多くの手によって可能に足らしめるこの地域の強さを改めて共有できた気がします。
完成が楽しみですね♪