今日は、豊科北中学校・豊科南中学校の教頭とともに、両小学校がもつ学有林へ。

安曇野市・松本市二市山林組合の方々に案内いただき、状況の確認。
7年前までは、学校の授業として生徒と地域の方々と一緒に続けてきた学有林作業。
今回ご案内いただいた60代、70代の組合の方々も中学生の頃に経験した伝統的授業。
雨で企画が中止になって以降、途絶えてしまったとのこと。
両学校教頭より学校林を確認したいとの依頼があった。

3年ほど前から豊科地域では特に被害が激甚化した「松枯れ」。
久しぶりに訪れた学校林は、「とても子どもたちを連れてくる場所ではない」状態。

一部ヒノキ林やカラマツ林が中腹にパッチ状にあるが、折れたアカマツが縦横無尽に広がっている。
昔の生徒が掛けた、アカゲラの巣箱。赤松にしっかり残っていました。

学校林として、この里山とどう向き合っていくのか。
「次世代へつなぐ選択」を目前に突き付けられた、そんな里山の現実をみた一日でした。

「(学校がするなら) 子どもたちのために、おらたちはいつでも力になるよ。また、声かけてくれや。」