今回は、丸太の年輪について。
「木」人生は本当にいろいろだなぁと、丸太や切り株を見るとつくづく感じます。
若い時に苦労をした木
思いがけず虫などやられてしまった木
病気になった木
とっくり型になった木
思うように成長できなかった木
すくすくとストレスなく育った木
実にさまざまで、バラエティに富んでいて、その人生はすべて、年輪として刻まれています。
そしてこの年輪は、木の命を頂いたときに、初めて見ることができるんです。
日本は、四季があるので年に1本年輪が刻まれます。
実は、常夏の地域には年輪がない木もあるんです
どんなに速く飛行機やロケットで移動できても、どんなに離れてメールや電話で情報を共有できても、私たちがどんなに便利な暮らしを手に入れても、この一年に一本の年輪は、きっとこの先も、一年に一本なんだろうなと。