天蚕(てんさん)農家を営む、安曇野コクーンファームの古田ご夫妻。

現在、収繭(しゅうけん)と呼ばれる繭を集める作業、雨の合間を縫って大忙し。
緑の葉っぱの中の緑の繭を探すのは一苦労👀
まだまだ、幼虫のもの多く、繭になったものから徐々に収穫。
時間のかかる作業。

「猿に食べられて、一部の畑はほとんどダメになってしまったの。🐵

冬のクヌギの剪定やウイルスや菌の防除作業、春は卵が孵して幼虫から蛹へ。
一年中、クヌギ🌿とヤママユガ🐛という生き物に寄り添って、、、丁寧に。

「これから、この繭を大きさや色でより分けてね、それでね、大切に育ててきたんだけれど、これから命をいただかなきゃいけないの。少し複雑よね。」

繭の色や厚み、大きさを見ながらより美しい分厚い繭を選んで羽化させ、次の世代へ。🦋
🌾も蚕🐛も人間の暮らしの中で多くが収穫され、その中から必要とされる遺伝子が選別され、また同じように田んぼや畑で生育する。
繰り返し繰り返し、この営みを長い間、私たちは暮らしの中で紡いできました。
生き物とともに生きることは「命をいただく」と同時に「命をつなぐ」ことでもあるのだと、ご夫妻とお話しをする中で改めて感じました。

さてさて「天蚕農家 古田ご夫妻の里山暮らし」詳細は、明日のさとぷろ。学校第2講にて!お楽しみに♪