「木」は、芽を出したところから何十年何百年、長い時には何千年その命が尽きるまでその場を動くことはできない。
しかし、その生まれた環境でどうにか生きていくために、枝や幹、根っこや葉っぱ、あらゆる部分を動かしながら工夫を凝らします。
その苦労や木の生は、すべて幹や枝に刻まれます。
思わぬ事故や病気にかかることもあるけれど、熾烈な植物の生存競争に勝ち抜いたものだけが、今目の前で生きて森を形成している。
そう考えるとなんだかすごいことだなぁ、と。
そして、工事により支障木として処分される予定だった木を、県の担当者に掛け合い、工事現場の方々に御協力いただきながら何とか現場から搬出。
「地域の里山材を使いたい!」という多くの方々の手にわたり、地域の暮らしの中で生かされる日がとても待ち遠しい。
そんな里山の命を暮らしにつなぐ「あづみの里山市」今年も開催します!(秋ぐらい)
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