「里山と私たちの暮らし大作戦❗」
もともとは生きていたアカマツが、空気と水をたくさん吸って大きな幹になって、今みんなのコンポストになっているんだよ。
この松葉もウジ虫もわたしたちもね。
長い長い時間をかけて回っている循環のほんの一部。
これから変形して、虫がついて、腐って、キノコが生えて、また空気と水に戻っていくんだよ。
コンポストが壊れてしまったと先生から連絡、見てみる水を吸って変形した板にネジが耐え切れず、ネジが真っ二つに!
板に目地はしっかり食い込んでいました。しっかりとした太いボルトに修理。
と、せっかくなので、実際に変形した板を見ながら、木表、木裏、柾目など木の性質や、木は工業製品ではなくそれぞれ個性のある自然の生き物であること、を一緒に観察することに。
最後に、コンポストの中に沢山いるウジ虫たちを観察。
ちょっと嫌な子もいるかもしれないけれど、堆肥づくりにはとても活躍してくれるんだよ!と話すと、いいやつなのかぁ、と苦笑い。
松くい虫のスペシャリストから、松枯れについてのお話も
みんな、少しずつ里山や周りの生き物に興味がわいてきたかなぁ。
休憩時間には
「これはめっちゃ釣れるぞぉ~!」
と教室から牛乳パックを持ってきて、たくさんウジ虫を捕獲する者が現れる、そんな安曇野市豊科南小学校「さとくら大作戦!」
まだまだ続きます