本年度1回目の「里山まきの環プロジェクト」会議を実施しました。

一昨年の調査によると、安曇野市内の住宅の薪ストーブでは合わせて年間約1万立米の薪が消費されていることが分かりました。
薪の入手に苦労されている方が多く、本プロジェクトの目指す「薪の地産地消」において消費側のニーズは大変強いものがあります。それに対し「地産」のほうは、山林所有者にとってのメリットが見出しづらいため、薪の生産や供給方法の多様化につながりづらいことが課題となっています。

今年度は、山林所有者さんとのネットワークづくりに力を入れるべく、まずは先日の、里山のお宝調査会の結果を振り返りながら、今年度の計画について話し合いました。

山林所有者さんの課題に寄り添いながら市民の薪のニーズにも応えられるような、地域内での薪の循環を生む仕組み。その実現には、うんと知恵を出し合っていく必要がありそう。今回のプロジェクト会議でも議論が白熱しました!

里山から「お宝」が生まれるように。
里山まきの環プロジェクトは歩みを続けます!