~森と暮らしと環境のつながりについて考えよう!~
8月30日、安曇野市立堀金中学校の1年生と「木づくえプロジェクト」
3つのクラスで3つの講座をローテーション。
3つ目の学習【SDGs講座 木と森と私たちの暮らし】
「森と私たちの暮らしと環境のつながりについて考えよう!」
80年近く生きてきた、安曇野里山のアカマツ
そのアカマツが、
森でどのように生えていて、
どのように森を拓き、
木を伐り、
木材を見極め、
板となり、
私たちの机になったのか、
をダイジェストで講義。
そして、そこまでの工程で誰がどのように関わり、
実現したのか。
この「木づくえプロジェクト」の起点から現在まで。
でも本当は、里山でアカマツの芽が出た80年前から
みんなの机づくりは、始まってる。
明治時代、旧烏川村から引き受けた
脈々と続く堀金中学校学有林。
約20年前に先輩たちが植えてずっと手入れを続けてきた森を
来週は、みんなが育てる番だ
もしかしたら、
何十年後かにみんなの後輩が過ごす学校の木材になってるかもしれない。
今回みんなが使うカラマツも
何十年も前に先輩が植えて育てたもの。
そして紙、合板の天板、家、、その他の多くが
海外の森を伐採して私達が使っていること。
日本の森が豊かなのは、
見えない海外の森を使っていること。
インターネット、飛行機、リニア、どれだけ物や情報が速くなっても、
木は1年に1本しか年輪を刻めないこと。
どうやって私たちは木や森と付き合えばいいのだろう?
そんな少し遠い未来を見つめながら、来週森をいっしょに育てよう!
来週、晴れるといいな