~さとぷろ。学校 第5講「安全講習と伐倒体験」〜
今年度のさとぷろ。学校は残すところあと2講。
10月27日の第5講では、いよいよ佳境の伐木実習に突入しました!
午前中は室内にて安全講習「森林ボランティアのための手鋸による伐倒作業」。
立木の伐倒の手順を、位置・大きさ・角度など、「なぜそうなのか」「そうしないとどんな危険があるのか」を、講師より一つ一つ丁寧に解説いただき、理解を深めました。
受講生からは、
「林業は荒っぽいというイメージと反対で、何をするにも細かな気配りが必要な分野であることが分かった」
という感想も。
他に服装や危険な動植物などの安全管理についても学びました。
昼食休憩のあとは、第2講でもお話しいただいた林業士さんのランチトーク。
前回は脱サラ移住して安曇野で林業に出会うまでの波乱万丈のお話でしたが、今回は林業を始めてからのちょっとマジメなお話です。
「100年後、200年後を見据えて・・・山や木と会話しながら・・・森林整備はエレガントと愛だ」 と、林業士さんの山や林業に対する深~い「愛」を感じるひとときになりました(^^♪
さてさて、午後はいよいよ室山のヒノキ林で手ノコによる伐倒実習。
チェンソーは使用せず、手ノコでじっくり丁寧に樹木に向き合います。
午前中に学んだことを思い出しながら、太さ15~25センチほどのヒノキを1人1本ずつ伐倒しました。
ヒノキは硬くてたいへんでしたが、皆さん汗をかきながら一生懸命ノコギリを挽きました。
「掛かり木」を想定して、ロープをかけ牽引する実習も。
教科書通りに伐倒するだけでなく、様々な危険を想定しながらの、とても内容の濃い実習となりました。
次回はいよいよ最終講。
引き続き伐木・造材実習のあと、講座全体を振り返ります。
次回もきっと中身の濃い講座になることと思いますよ。お楽しみに!