7月29日、さとぷろ。学校第3講を開催しました。

午前中は市内三郷の中信木材センターにて、取り扱う木材や製品の流れ、市況などを学んだあと、土場の見学に。 自動選木機、グラップルなどの機械や様々な樹種の丸太が積まれた様子を見学しました。 4月以降、コロナ禍による需要の減少で木材価格は低迷しているとのこと。 太く立派なケヤキなども、価格が付きづらい現状などがわかりました。

次に三郷室山に移動。 今回はヨミマツ(よみがえれ!マツタケ)とのコラボです。 三郷室山はかつてマツタケの一大産地であり、なんとマツタケの缶詰の生産がされていたなど、歴史的な背景にはじまり、ヨミマツの活動についての講義に、一同興味津々!

食事のあとは座談会形式で、「次に買いたい林業道具」について語り合いました。ブーツ、防護ズボン、チェンソー、のこぎり、刈払機など。 講師も含め、みんな道具については興味が尽きずとても盛り上がりました♪

午後はいよいよヨミマツ作業の実体験! 小林リーダーの解説・作業指示のもと、松林の地面を専用のレーキで落ち葉かき、草や雑木の芽の除去などの作業をしました。 地面の下の「ケロウジ」など、松林の土壌の状態を知りながら、急斜面の松林で落ち葉などをかき集め、波板に乗せて運び出すなどの重労働でしたが、みんな生き生きと取り組む、なぜか楽しいヨミマツ作業!? 昨年度までの「さとぷろ。学校」卒業生のメンバーからも活動の魅力をお聞きするなど、交流も生まれました。

回を重ねるごとにハードな実習が増えていく「さとぷろ。学校」。 やっぱり現場での作業が一番楽しく充実しますね!