さとぷろ。学校 第2講。
前編に続き、午後は三郷室山に舞台を移して「マツタケとアカマツ」をテーマに講座をおこないました。
まずは、ファインビュー室山の会議室にて「かつてのマツタケ山の復活をめざして!」の講義です。
「マツタケっていったい何者?」 の問いに始まり、かつてはマツタケを缶詰にして出荷していたほどの名産地だった室山の歴史から、マツタケの生態、そして「よみがえれ!マツタケ!」の活動に至るまで、謎だらけのマツタケワールドに受講生の皆さんをいざないました。
マツタケって、ちょっとくらいは食べたことがあるものの、山に生えているのを見たことは無い方がほとんどですよね。
講義を通じて、少しはマツタケが身近な存在になりましたでしょうか?
講義のあとはいよいよ、「よみがえれ!マツタケ!(通称ヨミマツ)」のフィールドのアカマツ林を訪れ、実習です。
周囲の整備されていないアカマツ林と比べ、明るく開けた「ヨミマツ」フィールドとの違いは一目瞭然。
本日「さとぷろ。学校」に合わせて臨時の活動をしているヨミマツの小林リーダーをはじめとするメンバーも講師に加わり、アカマツ林やヨミマツの活動について学ぶとともに、実際に熊手などの道具を持って急斜面のアカマツ林での松葉掻き、土壌掻き、広葉樹の低木の芽掻きの作業に取り組みました。
立っているだけでもたいへんな急斜面での作業に、受講生の皆さん、里山整備を続けていくことの大変さを感じられたようですが、ヨミマツのメンバーは毎月、マツタケの再生という大きな夢に向かって、唯々仲間との活動を楽しんでいます。
今日の講座がそのヨミマツ・スピリット(?)の片鱗を、感じていただく機会となりましたら嬉しく思います。
今年度のさとぷろ。学校では、後半の第5講、第6講でも室山を訪れます。
度々訪れるなかで様々な魅力に触れ、この里山を身近に感じる人が増えますように。
受講生の皆さま、ヨミマツの皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました!
「よみがえれ!マツタケ!」はいつでもメンバー募集中です! 興味を持たれた方はぜひ、さとぷろ。事務局までお問い合わせください♪
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