今年の春に植えたばかりの室山1歳のヒノキ林へ。

草やら、萌芽やらでボーボーの状態。
まだ幼いヒノキはその半分以下の背丈でひっそりとしている。

室山の様子を確認したあと、麓の方々と企画会議。
1歳の小さな森は手がかかるようだ、と様子を話すと
人も森も同じですね! とニッコリ。

80年のヒノキとアカマツを収穫したあと、
園児から86歳の方まで、麓に暮らす地域の方々とともに苗木を植えて、
新しい森をはじめた。

80年前に小倉小学校1年生が植えた森は、
80年後も地元の子どもたちとともにまた1歳を迎えた。

これからこの赤ちゃんの森を地元の方々と一緒に育てられたら、
どんなに素敵だろう。
室山とどんな関係を築いていけるだろう。
次の数十年はどんな時間をこの里山で共有できるのだろう。

そんなきっかけを麓で企てる会議。
幼い森は手がかかる。
が、とても楽しみでもある。