9月26日(水)安曇野市堀金啼鳥山荘奥の山林にて、さとぷろ。学校の第6講が行われました。連日の雨で、屋外作業ができるかどうか心配されましたが、降られることなく予定通りの内容で実施できました。まずは準備運動から…。
安全対策ということで、2人1組になりお互いの健康チェック。身体の状態、心の状態、服装、道具、気象状況など、安全に活動するために頭に入れておかなくてはいけません。
そして山の神様にごあいさつ。二礼二拍手一礼。
ノコ初心者の女性2名は、斜面のゆるやかな場所でノコの練習からはじめました。寝かせてある丸太を玉切りにして、慣れてきたら立っている切り株で「受け口」の入れ方を練習しました。水平に切って、角度を45度つけて合わせていきます。「受け口」の方向で伐倒方向が決まってくるので慎重に、何度も確かめながら進めていきました。
今回は、残しても良材にならないような木を選んで伐っていきます。伐る木を探しながら、林の中を歩きました。同じ木でも、見る角度や距離によって見え方が違います。いくつかの場所から眺めてみて、しっかりと見極めていくことが大事ですね。
さて、一人1本伐る木が決まり、倒す方向を決め、受け口を入れました。これから「追い口」を入れて倒していきます。周りの環境を整え、退避する場所と経路を確保して、みんなに「伐るよ」と知らせて、安全第一に倒すことができました。切り口を見て「受け口」「追い口」「ツル」がどのようだったかを確認して、次に活かしていきます。
伐った木2本は6mと8m、枝は地区の三九郎(どんど焼き)のために集めておきます。材は等高線と水平に並べました。細い材なので、活用するかどうかもこれから検討していきましょう。みなさん、お疲れさまでした。