10月6日(土)・7日(日)に、堀金総合体育館にて「安曇野環境フェア2018」が開催されました。今年のテーマは『緑を守る、それは何?』ということで、木や植物にスポットを当てているようです。林務担当「さとぷろ。」ブースも4コマという大きなスペースをいただいて、賑やかに出展しました。ヒノキのストラップづくりワークショップです。のぼりばたを作成し、初お披露目!

もうひとつ、会場中央に設置された積み木コーナー。2万個の積み木で『大人の大人げない(本気の)積み木』が始まりましたよ。長野県建築士会安曇野支部のみなさん、設計図をもとに背丈より高いものができていきます!初日の時間中には終わらず、1時間の残業。

モスクに見えますか?夕方5時に完成しました。空き箱でバリケードを作り、残った積み木は外に出しました。2日目には、参加者とワークショップを行います。楽しみですね!

2日目の朝一番、『木についてのトークセッション』建築士、製材業者、行政職員が、それぞれの立場で思いを語りました。立場を越えてネットワークを作っていくことが、地元の木を使うことにつながります。

ひのきのストラップづくりも大盛況…庁舎を建設した時の外壁が「まだ残っていたの?」と驚かれる方もいました。物持ちが良いのです。角材をヤスリで削って、焼きペンやマジックで文字を描いたり、色をつけたり。ヒートンをつけて、ひもを結んで出来上がり!みなさん、喜んで持ち帰られましたよ。

さて、積み木ワークショップがはじまりました。最初に建築士さんの大作を、積み木を引き抜いて壊すことから…かな高さがあるので、小さいお子さんには危ないと、高校生のみなさんに壊していただきました。来場者のほとんど全員が見守る中、大きな音を立てて一つずつが壊れていきます。環境フェアも11回目を迎えていますが、これまでにない一体感を味わうことができました。

松枯れについての紙芝居、子どもたち真剣に聞いていました。どうして松が枯れるのか、枯れるとどうなるのか、枯れでも使えることなどを伝えます。2万個の積み木は松枯れ材を使っています。みんなに興味を持ってもらえる取り組みに成長しました。

そして、みんなで大きなひとつの作品を作っていく時間。大人も子どもも倒さないように、真剣に慎重に、でも楽しくわいわいと積み上げていきます。高くなってくると、一人では積めません。知らない人どうしで、協力して積んでいきました。

2万個全部の積み木を使い切って、最後は積み木の中に入って記念撮影。この一連の取り組みは『ツミキノチカラ』として紹介され、長野県代表として甲信越ブロックで優勝、今月下旬にさいたま市で開催される全国大会に出場が決まっています。作るだけでなく、最後は壊して箱に収納するまでがワークショップです。ひとつ残らずきれいに片づけて、環境フェアの閉会式となりました。

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