今日は、明科潮沢(うしおざわ)「けやきの森」へ。🌳
地元、潮沢区区長さんと廃線敷を長年整備活動されている「けやきの道」の方々と森を見て回りました。

以前に森に手を入れた経過を伺いながら、その場所の現在の状況を一緒に確認!🔍👀
手を入れると森は、しっかりその変化に対応します。

ケヤキを強く伐ってしまったところには、光が入りニセアカシアが生えています。🌞
大正時代、ここは「けやきの森」ではなく「ニセアカシアの森」でした。
土留めに植えられた後、昭和20年から30年にケヤキにすべて植え替えられました。

しかし、明るいところでは、現在でもところどころニセアカシアの群落が形成されています。
ニセアカシアは、根こそぎ倒れるので、土がひっくり返されて地形が変わってしまいます。

かつての鉄道防備林「けやきの森」もすべて、地滑りの後に植えられているため地面の形が歪で、小さな土の盛り上がりがいくつも見られます。
その中の水脈を見つけて、当時の国鉄は縦に深い水抜き講を施工し、横穴を付けて複雑な地形に水路を巡らせ、この直下の鉄道を守るための知恵を森の中に残しました。🚂🌳💧

この廃線敷きに長年携わる地元の方々と、私たちより長生きなこの「けやきの森」との付き合いを、世代を超えて続けていけるように。
もちろんこの森の中に残された先人たちの知恵や、ケヤキの力をお借りしながら。😉