よみがえれ!マツタケ!を実施しました。ファインビュー室山さんのご協力をいただき、田舎体験室(紫陽花)で座学、午後は遊歩道のアカマツ林の整備です。参加者には無料温泉入浴チケットをいただき、汗を流して帰ることができます。いつもご協力いただき、感謝申し上げます!

参加者は約30名、定員いっぱいとなり熱気ある会場となりました。信濃毎日新聞、市民タイムス、中日新聞、あづみのテレビの取材もあり、記事も楽しみです。

講師は長野県林業総合センター研究員の古川さん。マツタケの研究をされています。マツタケとは、そもそもどんなものなのか、そしてどんな環境で成育するのか、わかりやすく教えていただきました。多くの質問にも答えていただき、参加者大満足!

参考図書「マツタケ増産のてびき」限定10冊を持ち込みましたが完売!古川さんも執筆されている、マツタケ造成のバイブル的な書籍です。

お昼休憩をはさみ、午後は外での実技指導です。ファインビュー室山の玄関前に集合、5つの班に分かれました。

駐車場奥の遊歩道入り口まで移動、道具をグループごとに配布しました。マツタケ整備専用の熊手「こぶし園モデル」と「藤原モデル」、なんと!参加者の中に持参してくれている方もいました。さすが…。

元展示林の周辺を整備します。まずは、古川さんの実演指導。地表をきれいに「貧栄養状態」になるまで落ち葉や土をかき出します。ほかに、ソヨゴなどを萌芽しないように、だけど明るくなるように伐ります。

グループごとにフィールドを決めて、作業開始しました。いろいろな道具の使い心地を比べながら、どんどんかき出していきます。

出した葉っぱや小枝、土などは集めてブルーシートで運搬します。1か所に捨てる場所を決めて、何度も何度も行き来してもらいました。最終的には35シート分の処理ができました!

春のようなポカポカ陽気で、汗ばむ作業となりました。かなりの重労働、休みながら話をして楽しみながら、約1時間半みんなで取り組みました。足元の様子が変わっているのがわかりますか?マツタケには適地で、昔とれていた場所でもあることより、発生する可能性が高いようです。5年後ぐらい?楽しみに作業をしていきましょう。

これからも一緒に活動したい!と、みなさんおっしゃってくださり、これからも室山をフィールドにグループができそうです。ご参加いただいたみなさま、お疲れさまでした!これからが楽しみですね。