9月10日(日)午後、安曇野市穂高有明にある地平線倶楽部にて「チェンソーの目立てとメンテナンス」を、さとぷろ。特別講座として開催しました。講師は、地平線倶楽部のオーナーで林業士でもある諫山憲俊さん。
参加者は自分のチェンソーと工具一式を持参。まず、持ってきた状態で丸太を玉切りして、切る感覚を確認して、チェンソーをきれいにしました。諌山さんが軽トラックに手作りの台を設置、作業しやすい90~94cmの高さ(身長にあわせる)を確保してくださいました。「いつも同じ場所で同じ姿勢、身体で覚えて作業することが大事」とのこと。パーツを分解して、木くずやオイルの汚れを除去していきます。
今日は従来方式のチェンソー(ガソリン混合油)と、バッテリー方式のチェンソー(電動)が並び、その違いについても議論が交わされました。バッテリーのものは、何といってもメンテナンスが簡単!そしてエンジンをかけるのもスイッチひとつ!
次は刃の目立てです。丸ヤスリを使って、刃を作っていきます。3つのポイントを押さえながら、正しい目立ての方法をご指導いただき、それを身体に覚え込ませます。最後にふたたび、丸太を玉切りし、ビフォーアフターの違いを確認。メンテナンスと目立ての大切さを実感しました。
同じ内容の講座が9月13日(水)にも開催されます。里山整備や薪づくりにチェンソーを使って、安全に楽しく活動できるようになると良いですね。諌山さん、ありがとうございました。