10月26日に埼玉県さいたま市大宮ソニックシティにて行われた「第61回建築士会全国大会さいたま大会」の「青年セッション・地域実践活動報告会」において、全国7ブロックの中から関東甲信越ブロック代表・長野県建築士会安曇野支部の中村さんによる発表「ツミキノチカラ」が最優秀賞に選ばれたことは、前にもお知らせしました。このたび、これまで2年間にわたり関わってきた方々をお招きしての「報告会と祝賀会」が12月19日に穂高神社参集殿にて開催され、安曇野市役所からも参加させていただきました。来賓としてあいさつしているのは、市長代理の大向農林部長です。

安曇野支部青年女性委員会の安東委員長より、積み木ワークショップに取り組み、最優秀に選ばれるまでの経過説明があり、2年間の積み重ねの賜物であることがわかりました。その後、実際に行われた「ツミキノチカラ」のプレゼンテーションを中村さんが披露。関係しつつもじっくり見ることのなかった活動を、理解することができました。それにしても、中村さんプレゼン上手です!

会場を移して祝賀会です。安曇野材利用促進プロジェクトリーダーで、安曇野支部副支部長、この積み木ワークショップの仕掛け人でもある尾日向さんからは祝電披露が行われました。県内各支部から「おめでとう!」の祝電が届いています。

来賓の方々をはじめ、長野県建築士会会長、各支部長、安曇野支部メンバーという建築士のみなさん。積み木を作った林友ハウス工業のみなさん。積み木の箱を制作してくださったアトリエm4、Block Atelier furnitureさん。積み木ワークショップをイベントなどで実施してくださった市民タイムス、安曇野の良さを伝え隊、安曇野市図書館交流課。そして安曇野市耕地林務課などなどが参加しました。製材業者、木工作家、イベント企画サイド、プレイヤーである建築士、つなげてコーディネートしてきた市役所(さとぷろ。事務局)が一堂に会して、新たな交流も生まれていたようです。

会場の後方には、積み木のミニコーナーが設置されています。積み方の美しさを求める「造形のチカラ」を感じます。そして、活動の様子がパネル展示されていました。本当にいろんなところで活動されてきたのですね!

今回「ツミキノチカラ」焼き印入りの積み木が製作されていました。このデザインも建築士会のほうでされたそうで、とっても素敵です!来場者へのお土産として手渡されました。松枯れの青が必ず一部に見えるよう焼き印を押したというこだわり、里山再生への思いが伝わってきます。

長野県建築士会青年女性委員長のごあいさつで3本締め。みなさん、おめでとうございます、そして本当にお疲れさまでした。これからのご活躍にも期待しています!