1月10日(日)、烏川渓谷緑地 森林保全チーム主催の新月伐採が森林エリアにて、寒空の下、開催されました
さとぷろ。からも、9名でこの企画に参加。70年生14齢級のヒノキを、信州型根伐り斧で叩いて伐採します。
斧のみで伐採するこの方法は御神木を伐るときに用いられ、現在でも伊勢神宮などの遷宮に使われる木の伐採に使われる平安時代に確立されたといわれる古来の方法。
支点となる『横弦よこづる』2点と『追弦おいづる』1点の3点を残し、斧で穴を開けていき、最後に追弦を切り離します。
新月に伐採すると、カビに強い、割れ狂いが生じにくい、燃えにくい木材になるとされています。
雪積もる林内に、斧で木を叩く音が響きわたり、その音とともに、木に積もった雪が舞い落ちます。
そして、みんなの前腕が悲鳴を上げます。ヒノキは硬い、本当に硬いんです。
古の杣人の凄さ、そして、木の命を頂く有り難みを改めて実感。森林保全チームの皆さま、ありがとうございました。
(動画)林内に斧の音が響きます
ついに貫通! 穴の確認。ミリ単位の弦幅により、伐倒方向が変わります。 杉と檜の混合林。
人が小さく見えます。
(動画)追弦に斧をいれた瞬間
伐倒後の説明 伐採する前の空 伐採した後の空