堀金中学校1年2組生徒二人が、
「里山再生計画の取組(さとぷろ。)」と「アカマツ」について、
教えてほしいという依頼で堀中へ。
たくさんの質問や疑問を用意してくれていました!一問目
「アカマツを伐ると、どんな影響がありますか?」
とても大きいテーマで、とても根源的なところ。自然の森の成り立ち
その自然の営みの中のアカマツの位置づけ
アカマツの生態、得意と不得意
マツタケという相棒について
アカマツと人間の暮らしの関わり
安曇野市の森林について、、、、
少しなが~く話していると、
2問目以下のほとんどが解決した模様。
「アカマツは、松枯れ病で絶滅しますか?」
「そうだね、、、二人はどう思う?」
「全滅してしまうかな。でも、生き残ってほしい。」
「そうだね、私も生き残ると思う
わずか数%松枯れ病にかかっても生き残る松がいるんだよ。
その強いマツから種を採って育てた苗を今
アカマツしか育たない山に植えている人たちがいるんだ。」
でも、これから未来がどうなるかはわからない。
毎年、信じられない気象災害が起こっているからね。
「この前の授業で話ことを覚えているかな?
大切なことは、私たちがどう暮らしていくかなんだと思う。」
「はじめの質問に戻るね、
『アカマツを伐ると、どんな影響があるのか?』
それは、伐ること自体が影響を与えるというより、
伐った後、私たちがその木材をどうするのか、
伐った森をどのようにするのか、
その選択によって与える影響はさまざまになると思う。」
これからの未来はわからないけれど、
こうやって対話していくと少しづつ、
小さな選択が変わり、
未来が少しずつ変わってくると感じます。
この生徒たちの「里山の調べ」は常念祭(文化祭)にて発表されるとのこと。
今からその発表が楽しみ♪
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