9/11、長峰山で20年以上にわたり、
森づくり活動をしている「森倶楽部21」
皆さんの活動に参加
今回は森林チームの活動
それぞれの得意を活かしながら、
いくつかのチームに分かれて活動をしています。
森林整備チームは、長野県林業士の方や、
プロで伐採を行う木こりの方々を中心に活動。
さて、今回の活動は森の中の道の補修。
道の確認をしていると、
大きな枯れたアカマツが傾き、
根が浮き上がり道に穴が開いている
傾いたアカマツは隣に生えているケヤキの枝にかかっている。
その場で処理はできない。
しかし、浮き上がった根の下の穴に、
雨水が流れ込むとどんどん土が侵食され、
道が崩れてしまう。
応急処置として、この穴に水が入り込まないように、
直前のところで水切りとして丸太を埋め込む作業。
丸太は現地調達、イイ太さのまっ直ぐなものを選択。
ピッタリスゴイ!
道の谷側を支えていた杭と丸太の腐朽が進み、
道を支えられなくなっている状態。
その後、既存の杭の内側に新しい丸太杭を作り、
掛矢(かけや:大きな槌)で打ち込む。
打ち込んだ杭は、柔らかい地面にどんどん入る。
しっかりと杭が効くまで、50cm以上。
地面が柔らかいので打ち込んだだけ入っていく。
そんな崩れやすく滑りやすい地盤の地域。
道幅が狭くなるため山側の土を少し掘削し、道幅を確保。
すべて手作業で行う。
全身で丸太を作り、運び、杭の先を削り、杭を打ち込む。
土を鍬で掘削し、手箕(てみ)で土を運ぶ。
足で土を踏み固め、手で丁寧に被せていく。
全身から吹き出す汗、
時折の小休憩は談笑しながら水分補給。
全身で木を、土を、太陽を、生き物の声を感じる。
本当にワイルドで、丁寧で、思いのある山仕事。
いい時間をともにすることができ、
いい仕事を見せていただきました。
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