昨年大好評だった「見えざるを見る ~ハンターと歩く里山~」、今年も実施しました!長峰荘に集合、4つの班に分かれて、それぞれ2名ずの猟友会メンバーが一緒に歩きます。

光城山(ひかるじょうやま)の頂上を目指します。小雨が降る中、落ち葉を踏みしめて歩きました。獣道や、足跡、身体を木にこすりつけた跡など、獣たちの痕跡を探しながら、ハンターの目線で里山を感じます。こんなお天気の日には、獣たちはどこで何をしているのでしょう?

長峰荘に戻って、ジビエ料理を味わいます。シェフの豪華な前菜が並び、一足早いクリスマスのようです。ジビエマイスターのお話を聞いて、シカやイノシシそれぞれの特徴を学びました。カレーも2種類、とても味わい深くいただきました。

シカのコンソメ、シカとイノシシのソーセージ、シカのロースト…などなど、豪華なランチ!「全然臭みもクセもなくって、美味しい!」と、みなさんおかわりしていましたよ。

午後からは、ふたつのプログラムを体験。ワナの仕掛け方講習。実際のワナを使って、猟友会のみなさんに実演していただきました。獣に感じ取られないように、どのように金属や人間の気配を消すか? どのようなところに仕掛けるのか? など、経験豊かなハンターならではの工夫を聞くことができました。

もうひとつは、ハンティングシミュレーター体験です。スクリーンに映し出された獣を狙って、引き金を引きます。銃の構え方や、狙うポイントを教えてもらいながら、ハンター気分を味わいました。実際の銃は重たくて、持ち歩くだけでも大変ですね。

ハンターの資格を取りたい、またはすでに資格を持っている参加者が13名もいらっしゃいました。実際の猟友会メンバーと一緒に歩き、人柄に触れ、「やってみたい!気持ちが沸いてきた」様子でした。安曇野市猟友会、新しいメンバーが増えそうですね。

次回は雪が降った後に、ステップアップコースを開催予定です。こちらもお楽しみに!