安曇野市明科荻原地区、松枯れによるアカマツの更新伐を実施した里山を再生する取り組みがはじまっています。山主だけでなく、広く一般の方々にも参加を呼びかけ、実際に更新伐の跡地がどうなっているか確認し、これからどのようにしていくかを検討しようというイベントです。親子連れで参加の方もいて、50名以上で里山歩き。

途中で森林組合の方や、市の職員から状況の説明などが行われました。更新伐のあと、すでに広葉樹などが出てきていたり、人工林も間伐が行われて以前よりすっきりしていました。ロープをはって、子ども達が遊べる空間にできそうだったり、ツリーハウスを作ったら楽しそう!という声も出ていました。

公民館へ戻って、木工体験&どんぐり苗づくり。ヒノキの間伐材でマイ箸づくりに一生懸命取り組みました。また、ペットボトルでどんぐりの観察容器を作り、それぞれ拾ってきたどんぐりを置きました。また外では、ポットに土を入れて芽が出るよう願いながら、苗づくりを行いました。

お昼ごはんは、地区のみなさんが心を込めて作ってくださった、新米のおにぎりと、きのこ汁に舌鼓。みんなで里山に入って、感じて学んで、これからの活動を考えていく、良いきっかけになったのではと思います。荻原地区のみなさん、ありがとうございました!