10月31日(水)堀金烏川の下堀扇町内山生産森林組合の山林にて、さとぷろ。学校第7講が行われました。前回に引き続き、ヒノキ林の間伐作業です。山の神様に参拝をしてから、作業にとりかかります。フィールドの上と下、2グループにわかれての作業。上のグループは細くて密生しているヒノキを伐倒しますが、かかり木となってしまうために処理が大変そうでした。

下のグループは直径25センチほどのヒノキを伐倒します。二人で力を合わせて交代しながら倒します。倒す方向を決めるため、いろんな方向から木を見て枝の張り具合や幹の傾き、周囲の木の状況を観察します。どの方向に倒すにしても、ほかの木にかかってしまいそうなので、ロープウィンチをかけておきました。

少しでもかかる部分を減らすために、下枝を高枝ノコで切り落とします。3段階に伸ばせるノコですが、かなりの重さになります。上を向いての作業、切りくずも落ちてくるので苦労していました。伐倒方向は狙った通りに伐ることができましたが、やはり広葉樹の枝の間にかかってしまいました。フェリングレバーやトビ、ロープを使って木を回したり、ツルを切ったりと試みましたが、なかなか倒れずに最後は材を引っ張り落とすという力技で地面に落とすことができました。高さ約12メートル、4メートルに玉切りして、枝を払い運材しました。

さとぷろ。学校の現場実習は本日で終了となります。みなさん、やりきった!という良い笑顔で記念撮影です。このフィールドでの間伐実習も3年目、ずいぶん明るいすっきりとしたヒノキ林となりました。お疲れさまでした!