長野県建築士会安曇野支部の中村滋宏さんが中心となって進めている、松枯れ材の積み木2万個を使った「積み木ワークショップ」。2月に行われた『第30回 長野県青年・女性建築士の集い』では、安曇野支部代表で事例発表を行ったところ、最優秀賞を受賞!長野県代表として、『平成30年度関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会 栃木大会(関ブロ)』へと進みました。6月14日に栃木県栃木市で行われた大会でも、力強いプレゼンテーションで「ツミキノチカラ」と題して発表。見事に最優秀賞を受賞しました(優秀賞は新潟県、関ブロ会長賞は東京都が受賞)。長野県としては6年連続の受賞とのこと、素晴らしいですね!

  • 楽しく子ども達と遊べること
  • 建築士としての職能が使えること
  • 子ども達が地域の課題について考えるきっかけになること

この3つのポイントが、松枯れ材を使った積み木ワークショップの活動のポイント。中村さんは、ツミキノチカラを次のように話しています。

  • 考えさせるチカラ
  • 世代を超えるチカラ
  • 2万個という数のチカラ
  • 美しい造形のチカラ

という「不思議なチカラ」があると。積み木ワークショップを通じて里山のことを楽しく伝え、現状を知ってもらっています。私たち建築士自身も、里山に使える木材があることを知ることができた。そして、それを使える状況になってきた。それが里山再生につながり、里山がふたたび身近になり元気になる。

発表の様子はYouTubeにアップされていますので、ぜひご覧ください。

ツミキノチカラ(関ブロ栃木大会)