6月28日(木)さとぷろ。学校 第3講がはじまりました。昨日から引き続き宿泊した人と、いったん家へ戻って通われる人がいましたが、全員揃ってのスタートです。今日は竹・竹林について学び、竹を活用したものづくりを行います。講師は、特定非営利活動法人森倶楽部21から大月さん、松尾さん、宮本さんの3名が来てくださいました。雨降りのため、当初予定していた午後からの講義をはじめに行ってから、フィールドへ出かけることになりました。
フィールドへ行く途中、山の神様にお参りしたのが功を奏したのか…あの雨が嘘のよう!作業をする頃には青空も見え、蒸し暑い中での作業となりました。
竹も地面も雨で濡れているため、無煙炭化器での炭づくりはできませんでしたが、午後の竹細工用の竹を各自伐って、引っ張り出しました。シーズン最後?タケノコも収穫、あとで調理していただきましょう。
周辺の竹林整備を行った3か所を見て回りました。竹は地下茎でつながっていて、どんどん広がります。昔、竹は暮らしに欠かせないものでした。プラスチックが竹にとってかわってから、竹は厄介者にされています。林産物を使う、新しいライフスタイルができると良いですね。
天平の森に戻り、昼食をいただいたあとは竹細工に取り組みました。帽子掛け、ぐいのみ、竹べら、スプーン、ものほし竿、ようじ、箸、一輪挿し、竹琴…いろいろな作品ができましたよ。
作品と一緒に記念撮影。ご指導いただいた大月さん(写真一番左)もご満悦の様子です。
きれいに後片付けをして「ふりかえりシート」を記入。あっという間の2日間でした。松本地域振興局環境課から来てくださる担当AGの古澤さんからも、講評をいただきました。8名の受講生をはじめ、講師、スタッフも良い雰囲気作りができてきたように思います。来月からは東山に移り、森林整備について学んでいきます。楽しみですね。