里山とは、人里近くに広がる森林や草地を主体として、水田・畑やため池なども含めて、人々が利用してきた山地を指します。

安曇野の里山風景(平成25年) 安曇野市堀金地区
里山再生計画では、民有林(個人、区などの自治組織、社寺などが所有する森林)と草地、水田・畑、ため池などを里山の範囲としました。
むかしの里山風景
市内の里山では、数十年前まで、人々が薪(まき)や枝を採取して毎日の炊事燃料や冬の暖房燃料として利用していました。私たちの生活の資源は、里山から供給されていました。

右:かつての里山(イメージ) 左:明科萩原地区の風景(昭和30年頃)出典:治山の実績(1960)長野県犀川治山事務所