安曇野市里山再生計画に関する活動「さとぷろ。」についてお知らせします

2017年度

さとぷろ。学校(第2期)開校!

里山について年間を通して学ぶ「さとぷろ。学校」第2期がスタートしました。4月から11月まで10回の講座を企画、定員10名のところ16名の応募がありました。

【第1講】4月26日(水) 開校式、里山再生計画について、長峰山周辺のフィールド見学

天平の森研修棟で、開校式を行いました。安曇野市里山再生計画について説明が行われた後、長野県環境保全研究所の富樫均研究員より「里山とは?」と題する講義が行われました。昼食には、安曇野市猟友会よりジビエカレーが提供されました。

午後は長峰山周辺のフィールド散策。長年、長峰山で活動しているNPO法人森倶楽部21のみなさんに案内していただきました。

【第2講】5月17日(水) 荒山林業北山の森視察

大町市にある荒山林業北山の森へ視察に行きました。市役所に集合し、マイクロバスに乗り約1時間。山仕事創造舎代表の香山さん、山主の荒山さん、地平線倶楽部の諫山さんにご案内していただきました。哲学の森、針広混合林、地質や気候のお話も交えながら有意義な時間となりました。

昼食は、諫山さんが関係されている早稲田大学山岳会の山小屋をお借りしました。山小屋を建てる土地を探していろいろな処を巡り歩いた結果、この場所にほれ込んで先代にお願いして建てられた歴史などもうかがうことができました。

午後は、樹齢90年のカラマツ林へ。昨年の台風で根こそぎ倒れたカラマツや、この先どんな施業をしていかれるかなど興味深く聞きました。また、スキー場だった斜面が林として再生している状況も見せていただきました。

【第3講】6月25日(日) 草地の歴史、草地整備

長野県環境保全研究所の須賀研究員より「草原植物と生物」の講義が行われました。草地は人が管理して守ってきたことがよくわかりました。

午後は、長峰山山頂周辺の草地で活動しました。まず、自然観察会を教育委員会文化課の那須野課長に行っていただき、草地ならではの豊かな生物多様性を感じました。

後半は実際に手道具(カマ)を使って、草地の整備(草刈り)を行いました。指導は森倶楽部21のみなさんにお願いしました。大勢の作業となったので、あっという間に草地が美しくなりました。

【第4講】7月26日(水) フィールド見学(松本広域森林組合、林友ハウス工業)

今回もバスでのフィールド見学を行いました。松本広域森林組合などが入っている「もくりゅう館」を訪れ、山から伐りだされてきた木や林業機械が実際に稼働しているところを見学させていただきました。普段見ることのない迫力のある光景が広がっていました。

材木を製材加工している「林友ハウス工業」を訪れました。木取りをしての製材、乾燥、おかくずでの人工薪づくりなど無駄のない作業をされていました。

最後は薪づくりの土場と、その薪を使って熱供給をしている「しゃくなげの湯」の薪ボイラーを見学しました。松枯れ材を使った薪づくり、薪割り機のパワーを感じました。

【第5講】8月30日(水) 森の健康診断

間伐フィールドとなる下堀扇町内山生産森林組合について学び、フィールド見学を行いました。その後、「森の健康診断」を実施しました。

森倶楽部21のみなさんに講師をお願いし、全員で2か所を測定。違いを感じることができました。

【第6講】9月27日(水) 間伐について、選木と間伐実習

午前中は啼鳥山荘で前回行った「森の健康診断」の結果検証を行いました。計算された数値がどんな意味があり、今後どのような施業が必要かなどを共有しました。その後、実際に行う間伐についての講義も行われました。間伐実習に関しては、松本林業士会のみなさんに教えていただきます。

午後はフィールドに出て、実際にどの木を伐るか、残すかのディスカッションを行いました。

【第7講】10月25日(水) 間伐実習

いよいよ間伐実習がはじまります。具体的な作業内容や使う道具について、また安全についての講義が行われました。

残念ながら雨のため、ヒノキ林へは行かず、キャンプ場の炊事場の柱にくくりつけた丸太を使って、ノコの使い方を実習しました。受け口、追い口の入れ方、水平にノコを入れていくコツなどを体験することができました。

【第8講】11月22日(水) 間伐実習

雪が積もっているヒノキ林での間伐実習となりました。2グループにわかれて、安全に注意しながら慎重に作業を行います。過密なヒノキ林のため、どうしてもかかり木となってしまいます。かかり木処理も、みんなで協力をしながら進めました。

標高の高いところのグループは細いヒノキなので、一人2~3本伐ることができました。低いところのグループは、かなり太いヒノキなので、全員でていねいに倒して造材を行いました。

 【第9講】12月6日(水) 竹林整備、道具の手入れ

古来より人の生活に欠かせなかった竹ですが、プラスチックなどに取って代わられ、今では竹林は厄介者にもなっています。その竹を整備し、竹炭にする体験を行いました。森倶楽部21のみなさんに伐り方、倒し方、運び方、竹炭の作り方など教えていただくことができました。

午後は上田市で活動されている田村さんを講師に迎え、鎌の研ぎ方を学びました。包丁などと違い、小さな砥石を使って研ぎます。屋外での作業でとても寒かったのですが、昼食に森倶楽部のみなさんが出してくださった汁物が、美味しく体を温めてくれました。

【第10講】12月20日(水) 今後の活動について考えるワークショップ、閉校式

これまでの学びや気づきをふりかえり、今後の活動につなげていくための回です。牛山プロジェクトリーダー作成のスライドを使い、9回の活動をあらためてふりかえりました。また、小グループにわかれて話し合い、これから何をしたいか、していくかを整理しました。

閉校式では山口校長より受講証が授与され、卒業生代表のことばも述べられました。みなさん、一年間お疲れさまでした!ご活躍を祈念いたします。

フォローアップ講座を実施しました

昨年度のさとぷろ。学校の卒業生を中心に、さらに 学びを昨年度のさとぷろ。学校の卒業生を中心に、さらに 学びを深める実践講座を企画しました。スギ林を皆伐後20年ほどたった広葉樹林の整備を行う「二反田さんの森」、チェンソーワークについて学ぶ講座を開催しました。

【広葉樹林の整備】

7月29日(土)、穂高牧にある個人所有者の森林をフィールドに開催しました。スギ林の皆伐から約20年たった場所、いろいろな樹が生えてきていて、これからどうしていこうか考えるところからはじめます。講師は長野県林業総合センターの小山さんで、とても分かりやすく楽しいお話をしてくださいます。仲立ちしてくださった林業士の諫山さんとともに、森や樹木の特徴や、これからどうなっていくのか、教えていただきました。

昔は軽トラックが通れる道があり、所有地の一番奥にある小さなダム周辺の広場まで入れたそうです。その道を復活させ、はえている木を活用していく夢のあるお話でした。さとぷろ。学校卒業生が中心ですが、さとぷろ。サポーターにも声がけして、楽しい活動にしていきましょう!

1月20日(土)、2回目の活動を行いました。前回と違い、落葉樹の葉っぱが落ちて樹形や幹、枝の広がり方が良く観察できます。現在・将来ともになるべく労力を使わないで、手入れをしていくコツを教えていただきながら、実際に道路を作る作業と、売り先の決まっているリョウブを伐りだすことをミッションに活動しました。

軽トラックがギリギリ通れる空間だけを作り、なるべく太陽の光がささないようにすること。リョウブは階段の手すりになり、尾根あたりに多くあることがわかりました。最後にみなさんで記念撮影、頑張ったあとの充実した笑顔でした。

【チェンソーワーク講座】9月10日(日)、9月13日(水)

地平線倶楽部の諫山さんを講師に、チェンソーについてのスキルアップ講座を開催しました。午前中は座学で、チェンソーの仕組みや構造、使い方について学びました。実際にいろいろな小道具も見せていただくことができ、とても理解が深まりました。

午後は屋外での実習。持参したチェンソーで丸太を伐り、メンテナンス後の伐れ具合と比較しました。ひとつひとつの刃を研いでいく作業は根気がいりますが、頻繁にメンテナンスを行うことが1回の時間を短縮し、チェンソーの作業も楽に行うコツだとわかりました。平日と休日の2日間、開催していただきました。ありがとうございました!

プロジェクト会議・スタッフ会議

上記のほか、プロジェクト会議やスタッフ会議を実施しました。

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